私が担当したのは男子準決勝の大津高校vs必由館高校のゲーム。
副審は昨日ノミネート審査を受けたM閑が務めてくれた。
彼とはもう何度も吹いている。
そこで私が感じたことをカンファレンスで話した。
全力を出すのは悪いことじゃないが、余力を残してコントロールできるようにならなければ不測の事態を収拾できないし、見えるものまで見えなくなってしまう。
判定もさることながら、そのあたりも課題にして臨もうと…。
始まってみると、大津高校の高さ、スピードに必由館高校がまったく対応できず、点差はどんどん開いていく。
ケースは特に難しいものもなく、時間は淡々と過ぎていき、準決勝にしては緊迫感のない内容となった。
主審としての私はやるべきことをできたと思う。
自分だけの達成感ならば及第点を与えられるが、副審のM閑の状態がどうだったかというと充たされないものもあった。
反省の席でT田審判長からご指摘いただいたのは、K閑に対するそれだった。
チャージングをダブル・コールで鳴らしているのに、本来なら私に責任があるのをアイコンタクトもないままK閑がレポートしてしまう。
T田審判長の言葉を借りれば「余裕がない」ということであり、いみじくも私が事前に話したことと通じるものだった。
それが「11人目(相手審判)への気配りの欠如」となり、プレイヤーの心理を読めないことにつながっていく。
上級へのノミネートの選に漏れた原因だとも言われた。
そう、彼は九州ブロックへは進めなかったそうだ...
もちろん私にも言及され、ペース配分ができているから視えているし、落ち着きにつながっていると言われた。
たしかに誉め言葉なのだろうが、ちと考えさせられもした。
穿った見方だけど、裏を返せば体力がないからペース配分を要するということだ。
そう見られているのか!?と思えば、日々のトレーニングの質量をもっと上げなければならない。
モチベーションを維持するためにはありがたい一石だった。
A級候補に選ばれたのは、O村と女性のN村だそうだ。
O村は正式に指名を受けるのは初めてでも、九州ブロックの多くの大会で場数を踏んでるし、その安定感には定評がある。
一方のN村は昨年も指名を受けているのでそれなりの域には達している。
ふたり共もうひと皮剥ければ当確は揺るぎないはずだ。
期待している。
試合結果は、男子優勝が熊本工業高校、二位が大津高校、女子優勝が熊本商業高校、二位が大津高校となった。
男子は予想通り熊本工業高校の圧勝であった。
女子も予想通りといえばそうで、準決勝の慶誠高校vs大津高校のカードは延長戦まで戦ったし、決勝戦はもつれにもつれ1ゴール差での決着だった。
大味な男子のゲームは見るものはなく、だからより女子の、いや熊本商業高校のひたむきさが際立っていた。
タレントだけをいうなら大津高校が圧倒的に上だろう。
それをルーズボールやリバウンドなどの泥臭いパートを頑張ることにより、展開を五分にまで持っていく。
最後は、勝ちたいという気持ちの差だった。
優勝校は7月28日から埼玉県で開催される彩夏到来08埼玉総体の舞台に立つことができる。
男子の主会場が深谷市、女子の主会場が本庄市となっている。
埼玉県といえば、昨夏の最高気温40.9℃を記録した熊谷市が有名だ。
実は、深谷市は隣り合わせに所在し、本庄市はそのまた隣と非常に近い。
今年の夏も間違いなく暑くなる。
選手も監督も応援部隊も、暑さを凌ぐほど熱くあってくれ



