『仏果を得ず』...なんだ、仏果って?
だいたいからこの表紙はどうなってるんだ?
軟弱すぎるだろが
誰に気に入られようとしてるんだ!
そんなこと考えたアタシってバカね(^o^;
いやぁもう熱いのなんの…。
常日頃から職人に憧れて、それ以外は…てな感じだったけど、ここまでくると芸人もスゲェな!
終わりのほうは、読んでて鳥肌もんだったゼ...
三浦しをんはたぶん初...
舞台は文楽。
アタクシ、恥ずかしながらこの歳になるまで、文楽なるものをしかと観たことがない(^^ゞ
若かりし頃、一度は観とかねば!と清和文楽に足を運んだことはあるが、寒かったか酔っ払ったかで観なかった。
なにしに行ったんだか(笑)
文楽といえば、人形が主役の劇みたいなものと認識していた。
これを読んでみると、そのようで実は全然違う。
たしかに人形が目を惹くのは事実だけど、遣うのは人だし、三味線の引き手も重要だし、なにより大切なのは語る大夫だそうだ。
大夫?
『輪違屋糸里』の太夫が浮かんだけど、それじゃないってくらいはスグわかる。
なるほど、その世界には人間国宝と崇め奉られる大夫もいるという。
文楽に限らず、古典芸能にはとんと疎いアタシだ。
ある意味生き神まで上り詰めた技を観てみたい。
機会を見つけて行ってみなければ…。
新米の大夫の目線で物語は進む。
俗人には侵すことのできない聖域と思っていたのを、軽〜い語り口でわかりやす〜く伝えてくれた。
時には、職業柄か洒脱な節回しが所々に見受けられる。
そういう芝居がかったセリフは大好きだ。
恋の川はいつも突然、目の前を流れだす。
流れだしたら最後、渡らずにはいられない。
渡りきれるか、途中で沈むか、わからなくても。
私事だが、恋の川を見なくなって久しい(^^;
大蛇に化けた女に絞め殺されたい...とは、叶わぬ夢なのだろうか( ̄ー ̄)



